読書会はコロナの影響で礼拝再開までの期間が長くなる事を予想し、その間でも霊的成長を続けられるよう、聖書勉強の一つとして始めました。本は『「放蕩」する神』を使っています。他のツールでも学び会はできますが、読書会だと実際に会わなくてもZOOMで簡単にできるので便利だと思い選びました。本を読みながら、音声をみんなで聞く事で内容がさらに深く理解できて感謝です。

人数は最大8名で実施していて、ZOOM特有の問題（音声がクリアでない）などはありますが基本的には問題なく進行できています。

本の内容は一つの聖書の物語に深く言及し、当時の文化を現在に当てはめていて説明しているためとても勉強になります。また、当時の文化を丁寧に説明しているおかげで聖書の場面が想像しやすくなりました。時には私達が抱えている問題と完全に当てはまらないように感じても、お互いの考えを分かち合う中で罪に気づき合う事ができ、そこが学びの良い点かと考えています。

最初は1回につき1章聴講と考えていましたが、大体集中力が20分ほどしかもたないと考えたので1章が40分ほどになる章は2回に分けて実施しています。

毎回開始時間の6分ほど前から聖書箇所を流し始め、その間にZOOMに自由に入ってもらい、開始時間になるとその回の章を20分ほど流し、その後みんなで聞いた部分について話し合います。

参加するメンバーによって会の雰囲気は異なると思いますが、私達の場合はクリスチャン歴の長い人が多く、毎回本の内容のみならず神学的な質問も出たりと、深い交わりの場となっています。参加者からは、教会に集まる事ができなくなって霊的にも沈みがちな時に、改めて神様に近づきたいという思いが与えられて感謝だと言ってもらえました。まだ本の途中なので、最後まで学び終えるのを楽しみにしています。

最後に、この学びができるようツールを提供して下さったG&M財団の皆さんに感謝しています。クリスチャンの成長のためのツールとして、多くの人々に用いられる事をお祈りしています。